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■ アナウンサー
「ニュースを読む仕事」。少し前まではそんなイメージが強かったアナウンサーですが、最近ではテレビやラジオのバラエティ番組の司会・進行などでもすっかりおなじみです。また現場リポート、ナレーション、さらにイベント・結婚式・企業のパーティーの司会など、個人の志向や個性に合わせて幅広い分野に活躍の場があります。

アナウンサーの仕事の進め方や内容は、その場面によって少しずつ変わってきます。例えば、ニュース番組ではニュースを分かりやすく伝えることが大切です。またバラエティ番組の司会進行では、番組を盛り上げながら内容整理や時間調整をするなど、その場を仕切る役割を果たさなければなりません。
さらに近年はアナウンサーのキャラクターを前面に打ち出すテレビ局などが増え、女子アナブームなどに代表されるように、個人のキャラクターやタレント的な要素をアピールする機会も多くなってきました。

一見派手に見えるアナウンサーの仕事ですが、人の前に出る仕事ですからさまざまな面で地道な努力が必要です。働く時間が不規則なことが多く、体力面・精神面でのタフさも求められます。生放送など小さな失敗も許されないケースが珍しくなく、毎日が緊張の連続だといえるでしょう。しかし、「観客の反応」を自分の目で確かめることができるので、自分の仕事の成果を実感できるという大きなやりがいもあります。

日本語を正しく発音すること。これはアナウンサーに絶対必要な条件のひとつです。同時に、視聴者や観客に言葉を正確に伝えるための高度なコミュニケーション能力も必要とされます。さらに、とっさの場合に対応できる頭の回転の早さや瞬間の判断力、状況をしっかりと把握する力もなくてはならない能力だといえます。
またアナウンサーは、一種のサービス業です。ですから人を楽しませたり感動させたりするサービス精神や、人に好意や信頼感を持たれる人柄も、成功するための大切な能力だといえるでしょう。

最近では「人気タレントへの近道」ともいえるアナウンサーですが、実際は番組やイベントの企画段階から関わる重要な役割が増えてきています。良い番組やイベントをつくる過程で、ミーティングなどで自分の意見を主張する必要もあります。そのためには、魅力的な個性のほかに、世の中の流れや社会的な知識がなければなりません。本当の意味でのタレント=能力がなければ、一人前のアナウンサーとして認められるのはむずかしいといえます。

アナウンサー・ナレーターになるには?

-進学-
 マスコミや社会学関連学科がある大学や短大に進学するのが一般的です。また就職前に、アナウンサー養成学校などで専門的な知識や技術を身につける人も増えています。

-就職-
いわゆる「局アナ」として、テレビ局にアナウンサー職で入社するのが一般 的です。そのほかにフリーアナウンサーがつくったプロダクションに所属するという方法もあります。局アナとして人気を得た後に独立して、芸能プロダクション所属のタレントになったり、フリーランスのアナウンサーとして活躍する人も増えています。
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